圧力鍋を使おう!
2020年12月21日
今回は、時短調理・煮崩れ防止等使い方さえマスターしたらとても便利な圧力鍋について紹介したいと思います。
圧力のかけ方はいろいろですが、基本的な鍋型のもの、浅型やフライパン型、電気式、電子レンジタイプなど。圧力時間0分というのもあります。調味料は最初にいれても大丈夫ですが、総じて最後に入れる方がよいように思います。
調理時間は3分の1から4分の1。
カレーなど肉の大きいものの煮込み料理で加圧時間10分程度。もちろんイタリア料理にも煮込みがあります。おでんも堅いものを加圧して土鍋に移すので朝から仕込まなくて大丈夫。刻みキャベツは1分、中サイズのじゃがいもは約5分、丸ごとの鶏肉は25分程度。
豆類は圧力弱めで5分。マイブームが来たご家庭もあるくらいです。大豆など塩とオリーブオイルでおやつにも食べられます。
基本的な使い方は材料を炒めてアクを取るなどしてから加圧ですが、介護でとても忙しい方が電気式はスイッチオンで手間なしなのが何よりと。すべて自動調整です。
プリンや茶碗蒸しを圧力鍋で調理するとすが立ちにくいという利点もあります。
鍋の半分までしか材料が入れられないので迷ったら大きめのものがいいですね。大小揃えている方もいます。
肉厚の製品は密閉により放熱が少ないので、鍋の中が高温になったらすぐに火を止め、余熱だけで調理を進めるという保温鍋的な使い方もできます。熱伝導がゆるやかなので煮汁の少ない調理や圧力をかけずに炒め物に用いても焦げ付きが少ないという利点もあります。薄肉の製品は金額も安くなりますが、こういった使い方はできません。
「重曹を直接入れる料理をしない」「多量の油を入れて使用しない」
「加熱状態では衝撃を与えない」「使用中や使用後は無理にふたを開けない」
などの基本的な注意を守れば安全で早く料理ができるすぐれものです。