1月の歳時記

1月の歳時記 

 

 

今日から始まるこちらの歳時記。

まずは、間もなく迎える1月の歳時記です。

 

1月といえば「お正月」ですね。1年の始まりを祝い、その年の豊作や家族の健康を祈願します。ところで「元日」と「元旦」の違いについて、ご存知ですか?元日は1月1日のことで、元旦は元日の朝を意味します。元旦の「旦」の字が地平線から上る太陽を表していると

も言われているそうです。

そして、新年のお祝い時にいただくおせち料理は御節供(おせちく)の略で、現在はお正月の料理として認識されていますが元々は季節の変わり目の節に年神様にお供えする食べ物でした。

それからお正月といえばお年玉ですね。お年玉にはマナーがいくつかあります。まずお札や硬貨は綺麗な状態のものを準備しておきましょう。ピン札であれば「あなたのために用意しました」という気持ちも伝わるので、事前に会うことが分かっている相手にはピン札で用意しましょう。また、お札の折り方や硬貨の向きにも気を付ける点があります。お札は肖像が内側に入るように三つ折りにします。硬貨の場合は製造年月が描いてある方を下にしてポチ袋に入れます。それからNGマナーとしては、忌み数(4や9など)のお年玉を渡すことです。そして意外とやってしまいそうなNGが、目上の方のお子さんに現金を渡すことです。お年玉は目上の者から目下の者へ渡すものなので、「なにか気持ちを」と思うのであれば現金は避け、図書カードなどのギフトカードを贈るといいでしょう。

富士山